言霊<ことだま>と言う事は、もう皆さんご存知だとは思いますが、あらためて少しお話したいと思います。
言葉には魂が宿っているという事、意識した事、感じた事はありますか? 特別気にしていなくとも、言葉の使い方は誰でも日常生活の中で使い分けていますよね。
楽しい時の話し方、悲しい時の話し方、仕事の時に使う言葉や敬語、お願い事・頼み事の際に使う言葉、励ましの言葉・・・。もっとも最近はめちゃくちゃな方も一部いますが(笑) それでも基本的には言葉は使い分けているはずです。
人は何かを伝える時の手段の一つに<言葉>を使います。そしてその言葉には本来魂を宿らせる事が出来るのです。日本語は私が知る範囲では他の言葉よりそれに優れているようです。
言霊の法則は知らなくとも<縁起の悪い事は口に出さない様に・・・><人の悪口を言わない様に・・・>等、幼い頃言われましたよね。そしてまたそれらの話は聞くのも聞かされるのもいい気持ちではありません。
<言霊>・・・自分から発する言葉により自分自身もまた相手もいい方向へと向かうエネルギーになります。生きている人間だけではなく見えない世界にもその力は届けられるのです。毎日使う言葉だからこそ、その使い方に少し気を配るだけで変わってくるのです。
言霊について詳しく説明するのはとても無理ですが、いい言葉、明るい声、前向きな言葉、少なくともこれは実行する価値があります。
言霊の他に、音霊、色霊などもあります。
音霊は祝詞や真言等に表れもしますし、命名・ネーミング等でも用います。
色霊は生まれ持ってその人を守護する色(これは対面霊視でないと出せませんが)や、色の持つ力を用いる場合に使います。
様々な霊<たま>がありますが<言霊>については、今からでもお読みになっている方にその力を与えてくれるはずです。
本当に基本的な事しかお話できませんでしたが、皆様のお役に立てばと思います。